第六章『女性の主観を分かってあげる』

その116 自分が納得できさえすればそれでよい


 前回は、女性にあなたと付き合う決断をさせるために、あなたの方で勢いを付けて踏み出す一歩の背中を押すのがよい、というお話でした。

 男性の努力は条件成就のための努力に傾きがちですが、そうではなくてその場の勢い、なりゆき等でうまく女性を乗せると動きが付きやすいというお話でした。




 では今回は、女性が一人で何か物事を決めるときにどうしているかの実態のお話をしたいと思います。


 何か物事を決めるのに条件を勘案して成就しているかどうかを重点に考えるのではなく、勢いでえいっと決めることをよしとする女性は、一体どうやって物事を決めているのか?



 これから話すことは、冗談ではないのですよ。無視や軽視すべき話ではない。

 男性からすれば、アホかいなと思えるようなことを言うことになるのです。

 「アホらしいわ」と思って私が今回言うことを軽視せずに、こんなところは見て見ぬふりをすべきだと思ってスルーせずに、こういう現実なんだと思って下さい。

 こういう人達も実際にいるんだと認識を強くして下さい。

 普通の男性には違和感が強すぎて、論破したくなりすぎて、ここを受け入れられないかもしれない。




 女性が、何か迷う。どうしようかと。

 そうしてAにしようかBにしようかと迷って、何に拠って「よし、Aにしよう!」と決断するのか?



 それは、占いとか、神頼みなのです。


 あなたも花占いとか聞いたことがありませんか。

 「あの人は私のことを好き、嫌い、好き、嫌い…」と、花びらを一枚いちまい千切って、最後に残った花びらを千切ったらカウントが止まり、占いの結果が出る。


 千切られる花からしたら、しょうもないことに俺を巻き込むなと口があったら言いたくなるところでしょうが、あれは本当に女性が迷って決断を花びらに任せてみたくなったりするのです。実際はやり始めだけその気持ちになるだけでしょうけど。



 あなたは知っている。黄道十二星座の占い欄が雑誌にはあって、そこに「ラッキーカラーは赤」とか書いてあると、女性は「ああそうか、赤なんだな」と、身に付けるものに赤を混ぜてみたりしている。


 あなたは普通、Aの道を通るかBの道を通るかを決めるのに、渋滞とか信号の数とか、道の狭隘さとか見やすさや危険度等を勘案して決めることでしょう。

 女性とてそのような条件を見ないとは言いません。しかし重視しないのです。

 それよりも気分によって、勢いで、上記のような占い等の結果によって決めたりするのです。例えば上記ラッキーカラーが赤だったら、赤いかんばんがあるBの道の方に行ってみようかしらん、と決めたりするのです。



 あなたは男ですから、雑誌の占い欄とかを「ふん」と思ってスルーする程度にしか見てはいないでしょう。占い欄の言っていることを「根拠の無い適当な物言いをしよるわ」と思って軽視することでしょう。

 

 しかし女性はそうではないのです。

 男性も見ず、女性も見ない欄ならとっくに消滅してますわ(笑)。


 だから前にも言ったように、女性は「ああなればこうなる」ときちんと男性一般のように整理して、最善手を打つことに意義を大して感じていません。そうではなくて、「いいな」と思えるものを求めている。

 そんな習性のある女性からしたら、AがよいのかBがよいのかの判断は、自分で「これがよい」と主観的に思ったことが全てというに近いのです。


 男性の感覚でこれを眺めると自分が納得できさえすればそれでよいように見える。



 何しろ、客観的に見てどう考えてもおかしいのです。

 その、花びらや星座占いの言うことに、何ら根拠が無いのですから、男性にはそれを何かするための判断材料にするのはただの馬鹿に見える。

 根拠にこだわる男性からすれば、こうして花びらや占いから勢いをもらっている女性のことが理解できない。



 もっと言ってみましょう。



 前にも、野球のタッチアップやサッカーのオフサイドのルールを永遠に覚えない女性の話はしておきました。より深く事態を知ってもらうため、そこで理解してもらいますか。


 野球のタッチアップはともかく、サッカーのオフサイドは本当に分からない女性ばかりであ然とさせられますよ。私の知っている限り、おばちゃん達の8割までもがオフサイドが分かりませんわ。8割でも控えめなくらいです。

 それでよくサッカー日本代表の話で盛り上がれるものだなあと感心させられます(笑)。



 野球が分かる人だけ聞いて下さい。9割以上は分かるはず。

 ノーアウト二塁で、攻撃側はライトフライを打ちました。ボーンと打ちあがって外野手がフライを取りそうです。打球はかなり深いところです。

 では攻撃側の二塁にいるランナーの身になって考えて、フライが打ち上がった瞬間から走り始めるのがよいか、フライを外野手が取ったあとに走り始めるのがよいか?


 これは、フライを取りそうならば外野手が捕球した後からタッチアップして三塁を狙うのがよいでしょうね。取られなさそうなら、一気に本塁まで狙って打った瞬間から走るのも手ですが。

 タッチアップを知らない女性が多いとは前に言いましたが、野球のルールをよく知らないのに、これに正確な判断を下せるはずがありません。



 サッカーが分かる人だけ聞いて下さい。9割以上は分かるはず。

 コート中央でボールを持っている人がパスを出したい。そこで選択肢は二つ、味方二人がパスを待っているとします。さてどちらにパスを出すべきか。

 一人は、相手デフェンスラインの手前でフリーで待っている。

 もう一人は、相手デフェンスラインよりゴールに近いところで待っている。

 さあどっち?


 これは間違いなく、この選択肢ならばデフェンスライン手前にいる味方に向かってパスを出すべきでしょうね。デフェンスライン向こうのゴール手前にいる選手にパスしてもとオフサイドのルールに引っ掛って相手ボールになってしまう。



 あなたは野球やサッカーを見るとき、そういった判断を一つひとつ積み重ねて戦況を見て楽しんでいるはずです。

 しかしそこで、野球のタッチアップやサッカーのオフサイドを知らずに状況の判断を正確にできると思いますか?

 女性が上記のルールを知らないとしたら、そのような判断をしていると思いますか?


 それ等の判断をおそらく、女性はせずにスポーツ観戦をしているはずです。興味自体持っていないでしょう。そうでないとルールを知らぬまま10年20年と見ていられないはずです。

 応援しているチームが状況に合った最善の判断をしたかしないかに、おそらく興味がないはずです。ここまでであなたもそう思えませんか?


 スポーツを見ても、正確な判断を積み重ねて勝利を勝ち取ろうと努力しているところを理解しようとしていない。女性には男性程に確実な論拠や証拠を積み重ねて判断する習慣はない、と言ってここが理解できるのではないですか。


 そして変わりにあるのが、占いだとか神頼みだとかなのです。


 サッカーのルールを知らずにサッカー観戦する女性と、占いとか神頼みに走る女性の姿が、一本の線で繋がっているのがここで理解できたのではないですか?

 それも「これがよい」と自分で納得しさえすればそれが判断の基準になる女性だからそうなるのだと思えたのではないですか?




 前にも言ったように、女性は男性程正確な判断をすることに価値を置いておらず、正確な判断をすることは男性程得意ではありません。

 その原因は女性の主観にもあり、そのため男性は女性の判断に惑わされて「どうしてそんなことするんだ、どうしてそうなる」と思ったりする。




 次回は、そんな女性があなたの誘いを断わるのは、あなたが嫌いだからではないのかもしれませんよというお話でもしますか。だって条件で考えていないのですからね。


女性は条件成就よりも、そんな気にさせられる方に判断が傾く。


例題


 では、女性は流行に流されやすいのは何故?

 今日のところから説明を付けてみて下さい。





 それは、他人が「今年のトレンドは白黒のチェックだ!」と言われると、「ああ、そうなんだな」と思ってそれをファッションに取り入れてみようかと思うから。


 同じ理由で、知ったような顔をしてもっともらしいことを話す人に騙されたりもしそうです。

 新興宗教の信者に女性が多いのも同じことでしょう。